- TDYリモデルスマイル作品コンテスト2017
- 快適な暮らし実現のためのリモデル部門 審査員奨励賞
部分リフォームPartial Reform Renovation
自分でできる喜び~安心して見守れる家族~
- バリアフリー
- 介護リフォーム
DATA
- 地域
- 松江市
- 築年数
- 年
- 構造
- 木造2階建て
- 家族構成
- 大人4名
- 工期
リフォームの希望
・和室をベットを置くために、畳をフローリングにしたい。
・自分でトイレや洗面がしたいが、トイレや洗面が部屋から遠いため、室内に設けれないか?
・部屋が寒いのでなんとかしたい。
リフォームのポイント
自分でトイレ・洗面ができるが、家族の見守りが必要で、夜中は遠いトイレまでを行き来するのが大変だったよう。たんす置き場をトイレに。また、押入れの半分を使い、洗面所を計画。トイレはオート機能付きの便器を採用し、手すりをつたってトイレへ入ると自動開閉し、立ち上がると自動洗浄してくれるので、安心して使うことができる。また、洗面は座って使えるよう、高さを低めに設置。両サイドには手すりを設け、立ち座りも安心して行えるようにした。押入れ内にあった中棚はコストダウンのため、切って半分残した。
今回のリフォームでは、室内の壁・天井はそのまま残しての工事だったため、断熱材を補充できない。そこで、床は座板の上に断熱材を敷き、床暖房を入れた。足元からあたため、寒さ対策をした。また、夜中のトイレでのヒートショックを予防するため、トイレの床にも床暖房を施工した。
トイレ
たんす置き場をトイレに。半坪スペースのトイレには、実際に移動してもらいながら、手すりを設置。床はお手入れしやすい、サニタリー用のフロアを使用し、足元には床暖房をつけました。
バス洗面
普通の和室の一間の押入れを利用して、洗面台を設置しました。半分は収納として残し、残り半分を洗面に。壁に埋め込み収納をつけ、アメニティーをしまっておけるようにしてあります。また、洗面は座ったまま使えるように、単体の洗面台を座って使える高さに設置しています。また、壁はお手入れがしやすいよう、パネルを貼ってあります。
個室
コストをおさえるため、壁や天井、障子や縁側はそのまま残しました。床は、座板の上に根太を張り、断熱材を入れ、構造用合板をとフローリングの間に、シートタイプの床暖房を挟みました。足元からあたためられ部屋全体が、温められます。